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プロが解説!注文住宅のデザインを決めるポイント6選!後悔しないための方法とは

注文住宅は、デザインから間取り、什器やインテリアなどを自分好みにできるため、マイホームを検討している人なら一度は候補に入れたことがあるのではないでしょうか。

夢が膨らむ注文住宅ですが「後悔してしまいそう」「絶対に失敗したくない」と思うあまり、足踏みしてしまうこともあるでしょう。思い通りの住まいをつくりたい人のために、デザインを決めるポイントやコツをたっぷり解説していきます。ぜひマイホームづくりの参考にしてみてください。

人気のある外観デザインのテイストを知っておこう

家の印象を決める外観のテイストを紹介します。外観のテイストは、内装にもつながります。どのテイストが自分の求めるものに近いか検討してみましょう。

和風の外観 洋風の外観 和洋両方にマッチする外観
  • 和モダン
  • 純和風
  • 平屋 など
  • 西洋風
  • 西海岸風
  • 北欧風 など
  • キューブ
  • 大屋根 など

和風の外観

和モダンな注文住宅

和風の外観と聞くと、日本家屋のような古き良き日本建築を想像する人も多いと思いますが、昨今流行しているのが和モダンです。日本らしい塗り壁や腰板を使いつつ現代風にアレンジすることで、おしゃれでありながらホッとするようなあたたかい印象の家に仕上がります。

和モダンを全体のテーマにすると和にとらわれすぎることなくモダンな内装も取り入れられます。そのため和モダンは、和の雰囲気を出しつつも生活スペースは現代的にしたい人におすすめのテイストです。

洋風の外観

ウッド調の外観

テーマにする国や地域によって大きく印象が変わるのが洋風の外観です。ヨーロッパのおしゃれな街を連想させる西洋風のテイストは、レンガや屋根の暖色が可愛らしい印象に仕上がります。

西海岸風は外壁を爽やかなブルーにすることで、サーフな印象を与えることができます。ブルー以外にもカラフルな外壁がよく似合うデザインで、気分が明るくなること間違いなしのデザインです。

和洋両方にマッチする外観

和洋折衷の注文住宅

外観で和や洋といったはっきりとしたテイストを主張したくないという場合には、シンプルモダンなキューブ型がおすすめです。直方体がベースとなったフラットな外観は、スタイリッシュな印象で流行にも左右されにくいデザインといえるでしょう。

また、屋根をデザインのポイントにする大屋根は、和風と洋風どちらの外観にも合わせやすいです。シンプルながら存在感のあるデザインにできるので、周りと一味違う外観を検討している人にはぴったりかもしれません。

注文住宅のデザインを決めるときのポイント6選

後悔したくない注文住宅のデザインを決める際に気をつけたいポイントを6つ紹介します。

  • テイストを決めて「好き」をかたちに
  • 実用性も同時に考えよう
  • 採光や間取りは日当たりも考慮する
  • 住みやすく落ち着く配色を
  • ずっと使うものは素材にこだわる
  • 生活の導線を考えた間取りや配置にする

このポイントを外さないようにすれば、お気に入りの住まいに仕上げることができるでしょう。

テイストを決めて「好き」をかたちに

テラス

最初に、外観と内装に共通するテイストを決めておくとデザインに反映しやすくなります。外観で紹介したように、和モダンや西洋風など具体的なテイストだとより進めやすくなるでしょう。

シンプルやナチュラルなどの抽象的なイメージでも、提示しておくと理想像が共有できます。言葉にしにくい場合には、好きな外観や内装の写真を集めておくと伝わりやすいでしょう。

実用性も同時に考えよう

家は、デザインのほかにも実用性が重要となります。実際に住んだ時にどのような生活を送りたいかなどを細かく想像して、使い勝手のよさを考えておきましょう。

キッチンの広さや種類にこだわったり、収納の場所と大きさを生活の流れを考えながら決めたりすると使い勝手がよくなります。自分が生活の中でなにを重視したいかを考えながら、実用性のある家づくりをしてみましょう。

採光や間取りは日当たりも考慮する

健康的で気持ちよく過ごすためには、日当たりを考慮することが大切です。家族が集まるリビングは南向きになるように配置すると、家全体が明るい雰囲気になります。大きな窓を採用して自然光をふんだんに取り入れられるとさらにいいでしょう。

日当たりがあまりよくない土地でも、吹き抜けを作ってなるべく上の方に採光部を取り入れるなど、自然光が入りやすい工夫をすることができます。

住みやすく落ち着く配色を

カーテンのいらない暮らし 見学会

注文住宅では、外観から内装まで好きな色を取り入れられます。しかし、好きだからといってカラフルな色ばかりを選んでしまうと落ち着かない印象になってしまう可能性もあります。

内装には、ホッとできる落ち着いたカラーを選んだり、カラフルな色を使いたい場合にはポイントで使ったりすることで、派手すぎないくつろげる空間に仕上がるでしょう。

ずっと使うものは素材にこだわる

これから先、ずっと住み続けることを考えて、使用する素材にも注目してみてください。特に、木材などの天然素材はものによって風合いや色味、手触りが大きく異なります。サンプルを取り寄せて見比べるなどして、一番気に入ったものを選ぶと後悔しません。

生活の導線を考えた間取りや配置にする

緑のアクセントクロス

間取りを決める時には、導線を意識して配置するといいでしょう。洗濯機置き場から干し場所や収納場所までの導線をシンプルにしたり、玄関からすぐに手を洗いに行けるよう洗面所を配置したりすると、ストレスなく動くことができます。

注文住宅の内装をおしゃれにまとめるコツ

実用性や住み心地など、さまざまなことを同時に考えなくてはならない内装をおしゃれにまとめるコツがあります。

外観とマッチさせて全体に統一感を

全体としてのテーマを決めて、外観とマッチするように選ぶと自然とまとまりのある内装に落ち着きます。

テーマを決めずに進めると、どれを選べばいいのかわからなくなったり、最終的にちぐはぐな印象の内装になってしまったりしかねません。テーマをデザイナーと共有することで、イメージに合った装飾や内装材などを紹介してもらいやすくもなるので、まずはどんな家にしたいかを決めて話し合いましょう。

配色はベース・メイン・アクセントの3つが基本

畳の小上がり

住宅に使用するカラーを決める時は、ベース・メイン・アクセントの3種類を決めるとまとまりやすくなります。

ベースは壁や天井などに使用するため面積が一番広く、落ち着いたカラーを選ぶといいでしょう。什器やカーテンなどの色決めのもとになるメインカラーは、内装の印象を決定する色でもあります。飽きのこない色や好きな色を選ぶと長く楽しめます。

アクセントカラーは、クッションや小さな装飾品など、インテリアを決める時に役立つカラーです。小物がメインで買い替えも可能なので気軽に選ぶのもいいでしょう。季節に合わせて変化させるなど、さまざまな楽しみ方があります。

部材や設備はデザインと機能の両方をチェック

機能に集中してしまうとデザインがイマイチと感じたり、デザインだけに注目すると機能性に欠いたりすることもあります。まずは、最低限ほしい機能とデザインを箇条書きにして、条件に当てはまるものを選ぶと失敗しにくいでしょう。

特に、キッチンは家のポイントにもなる大きな設備です。デザインも機能も好みのものが見つかるよう、じっくりといろいろなものを見ると後悔なく選べます。

まとめ

リビング

注文住宅のデザインは、これからの生活をイメージしながら考えると成功します。ぜひ、紹介したポイントを踏まえて納得のいく住まいをつくってみましょう。私たち、アオイノハコはお客様のご希望に沿った注文住宅を提案いたします。ぜひ一度ご相談ください。