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2024.10.11
カテゴリ: 家づくりのコツとアイデア
フルオーダー住宅とセミオーダー住宅の違いとは?メリット・デメリットを徹底比較
注文住宅を表す言葉には、フルオーダー住宅とセミオーダー住宅があります。「フルオーダー住宅とセミオーダー住宅の違いは?」「自分にはどっちが合っているの?」と両者ともにオーダーと付いているために、家を建てようと計画している中で疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
アオイノハコは全てフルオーダー住宅のお取り扱いですが、セミオーダー住宅とはプランをする時の考え方・向き合い方が全く違います。たったひとつのご家族のご要望に沿った家をその土地の条件に合うようご提案させていただくのですから、あらかじめ用意されたプランを敷地に合わせてサイズを変えたり、配置を変えたりするのとでは使い勝手も完成する空間も別物です。
今回はフルオーダー住宅とセミオーダー住宅の違いから、それぞれのメリット・デメリットまで詳しく解説します。どちらが自分に合っているかを条件に当てはめながら読んでみてください。
フルオーダー住宅とは
注文住宅の中でもフルオーダー住宅と呼ばれるものは、間取りはもちろん、使用する部材など細かな部分まですべて自分で決められることが大きな特徴です。その名の通りすべてオーダーするので、決めなくてはならないことはたくさんありますが、自由度は格段に高いといえます。思い描いた理想の家を実現したい!と考えている場合には、フルオーダー住宅として依頼することがおすすめです。
セミオーダー住宅とは
住宅の大枠はあらかじめ決められていますが、決められた中で間取りや設備などを自分で決められるのがセミオーダー住宅です。フルオーダー住宅と建売住宅のちょうど中間をイメージするといいでしょう。フルオーダーに比べると自由度は下がりますが、一からすべて自分で考えるよりもイメージがしやすい場合もあります。
フルオーダー住宅とセミオーダー住宅の共通点
フルオーダー住宅とセミオーダー住宅の共通点として以下のような点が挙げられます。
- 間取り、設備のカラーや種類などが決められて自分好みの内装にしやすい
- 家が建つ過程を確認・見学できる
- 住めるようになるまでの期間が長い
セミオーダー住宅でも、間取りは選べたり決められたりする場合が多いので、全く自分の思い通りにできないというわけではありません。設備に関しても選べる箇所は多く、内装を自分好みにつくれることが共通しています。
また、建売の場合は建った状態のものを見て購入するのに対し、フルオーダー住宅やセミオーダー住宅などの注文住宅は、注文してから建てるので家が建つ過程を見ることができます。
そして、どちらも依頼をしてどのような家にするかを決めてから建築するので、依頼してから実際に入居するまでの期間が長くかかります。どんなに早くても3ヶ月、長い場合は1年ほどかかることを念頭に依頼をしましょう。
フルオーダー住宅とセミオーダー住宅の相違点
フルオーダー住宅とセミオーダー住宅の相違点として、以下のような点が挙げられます。
- セミオーダー住宅の方がコストが抑えられる
- フルオーダー住宅の方がすべての仕様が自分で決定できる
- フルオーダー住宅でないと対応できない土地がある
一番の相違点は、なんといってもコスト面でしょう。大枠が決められているセミオーダー住宅はコストが抑えられる傾向にあります。しかし、フルオーダー住宅は建材からすべて自分で決められるので「一生に一度の買い物だから思い通りにつくりたい!」という場合におすすめです。
細部までこだわった自慢の我が家は愛着が湧きます。セミオーダー住宅の場合は間取りなどに制限があるため、変形や狭小など少し特殊な土地には対応できない可能性があります。
フルオーダー住宅のメリット・デメリットと向いている人
ここからは、フルオーダー住宅のメリット・デメリットと、フルオーダー住宅に向いている人はどのような人かを解説します。
フルオーダーのメリット
フルオーダー住宅のメリットを見てみましょう。
- 思い描いた理想の家を建てられる
- 不要と感じる部分は調整できる
- 納得できる家に仕上がる
家は大きな買い物なので、後悔したくないと思う人が多いはずです。フルオーダー住宅のメリットは思い描いた理想の家を設計できることにあるでしょう。
セミオーダー住宅だと、仕様が決められている部分もあるため、こだわりたかった部分でも妥協を余儀なくされる場合もあります。しかし、フルオーダー住宅であれば「ここは譲れない!」という理想を詰め込めるので、納得のいく仕上がりになります。
コストが跳ね上がる印象のあるフルオーダー住宅ですが、不要と感じる部分を削減してコストを調整しやすいのも特徴です。「キッチンだけは力を入れたい」など、特にこだわりたい部分を決めて設計できるのもフルオーダー住宅ならではといえます。
フルオーダーのデメリット
次に、フルオーダー住宅のデメリットを紹介します。
- こだわりすぎるとコストがかさむ
- 施工会社と提携していない、あるいは特殊な建材や設備を使用するとコストが上がる
- 手の込んだデザインにすると工期が長くなる可能性がある
- 打ち合わせの期間が長くなる
フルオーダー住宅はこだわり尽くせる分、施工会社が取り扱っていない建材や設備を注文すると、コストがかさんでしまうことが多くあります。予算がある場合は、力を入れたい部分を決めておくとスムーズに決められるでしょう。
また、細かく決める部分があるので打ち合わせの期間が長くなり、デザインによっては工期もかかってしまう可能性があります。理想の家をつくるために必要な期間として、家ができる過程を楽しみながら過ごしましょう。
アオイノハコはフルオーダー住宅のみのお取り扱いです。こだわり過ぎるとコストとは上がる反面、拘らない部分の予算を削減してバランスを調整を自由にできる事が魅力でもあります。最初にイメージや暮らし方をしっかりと伺った上でご予算を決めてスタートしますので、気づいたら予算オーバーで外構工事ができずお引き渡し・・・などという事にはなりませんのでご安心ください。 |
フルオーダー住宅が向いている人は?
フルオーダー住宅が向いている人は、間取りや仕様、デザインなどをこだわってつくりたい人です。「こんな家に住みたかった!」を形にできるのがフルオーダー住宅のいいところなので、とことん理想を突き詰めたい人は、ぜひフルオーダー住宅にチャレンジしてみてください。
セミオーダー住宅のメリット・デメリットと向いている人
続いて、セミオーダー住宅のメリット・デメリット、セミオーダー住宅に向いている人を解説します。
セミオーダーのメリット
セミオーダー住宅のメリットは以下の通りです。
- 大枠の仕様が決まっているのでイメージしやすい
- 間取りやデザインも複数パターンから選べるので好みに近い形が見つかりやすい
- 建売よりも自由度は高い
- 設計などの知識がなくても注文しやすい(アオイノハコは専属の担当者がしっかりとサポート致しますのでお施主様に設計の知識はご不要です!)
セミオーダー住宅のメリットは、決まっている部分がある分イメージがしやすいところです。自分で細部まで考える必要があるフルオーダー住宅に対して、セミオーダーの場合は複数のパターンが提示されるので強いこだわりがない場合には決めやすいと感じるでしょう。出来上がったものを購入する建売よりは、自分好みのデザインに仕上げられるのもメリットです。
セミオーダーのデメリット
セミオーダー住宅のデメリットを見てみましょう。
- すべて自分で決められるわけではない
- 大枠が決まっているので理想があっても実現できない場合がある
- 選択肢の中に理想のものがない可能性がある
理想の家のイメージがはっきりしている場合だと、大枠が決まっていることがデメリットと感じる人は多いでしょう。自分で決められる部分が限られているので、必ずしも理想通りに選択できるとは限りません。
セミオーダー住宅が向いている人は?
セミオーダー住宅が向いている人は、ざっくりとした要望はあれど、具体的なビジョンは定まっていないという人です。例えば、4LDKの家がほしいという漠然とした要望があるだけで、細かいこだわりがない場合はセミオーダー住宅で満足できるかもしれません。内装の雰囲気は自分で決めて、気軽に建てたい場合はセミオーダー住宅もいいでしょう。
まとめ
フルオーダー住宅とセミオーダー住宅について解説しました。同じ条件の土地・同じご家族は存在しません、やはりフルオーダーの注文住宅がおすすめです。私たちアオイノハコは、お客様といっしょに理想の家を建てていきます。フルオーダー住宅をご検討の際には、ぜひ一度ご相談ください。