注文住宅を検討するにあたって、完成するまでどれくらいの時間がかかるのか気になるという人は多いのではないでしょうか。今住んでいる家が賃貸の場合は、退去日を通知しなくてはならないので、早い段階で完成時期を知っておきたいものです。

フルオーダーメイド注文住宅専門会社が、計画から完成までの大まかな流れと期間を解説します。とくに時間をかけたい工程なども紹介するので、ぜひ家づくりの参考にしてみてください。

注文住宅を検討し始めると、夢が広がる一方で、何から手を付けて良いのか迷うことも多いのではないでしょうか。アオイノハコでは注文住宅に関するご相談を無料で承っております。ご不明点がございましたらどなた様もお気軽にご連絡ください。

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注文住宅の建築期間は？

注文住宅を建てようと決めたとき、計画から完成までかかる期間は早い人で6〜10ヶ月、長い場合は1年半ほどかかります。これは、家の広さや間取り、内装のデザインなどにもよるので一概には言えません。

住み心地にこだわって、じっくりと検討する人では2年を超える時間をかける場合もあります。「計画してみたら予想以上に時間がかかった」ということも考えられるので、余裕を持って計画を進めることが大切です。

注文住宅が完成するまでの大まかな流れ

注文住宅が完成するまでの大まかな流れは以下の通りです。

• 下準備や予算決め(1〜6ヶ月ほど)
• ハウスメーカーや土地の選定(2〜6ヶ月ほど)
• ローンの申請・メーカーとの打ち合わせ(3〜6ヶ月ほど)
• 工事開始(6〜9ヶ月ほど)
• 引き渡し・手続き・引っ越し(1〜2ヶ月ほど)

この工程は、同時に進行することや順番が入れ替わることもあるので、一例として参考にしてください。

下準備や予算決め(1〜6ヶ月ほど)

最初に取りかかるのは、どのような家にするかの構想や条件を洗い出すことです。ゆくゆくハウスメーカーとのやりとりでイメージを伝えやすいように、プランを書き起こしたり理想に近い家の写真をネットから集めたりしておくといいでしょう。

この段階で、住みたいエリアなどを決めておくのもおすすめです。周辺の環境を調べながら気になるエリアを散策するのも下準備期間の楽しみのひとつです。なお、予算については、完成後に発生する月々の支払いから逆算することが大切です。毎月の支払いが大きな負担にならない程度の予算に決めておけば、建ててから後悔することを防げます。

アオイノハコでは、最初の総予算決めに重きをおいております。どのような家づくりかの前にFP診断をして頂き、可能であろう借入額の把握と、ご家族の人生設計において実際に借りるべき金額を決めて頂きます。そこから逆算して、ご要望に合った土地と建物のバランスをご一緒に探り進めてまいりますのでご予算を越えるご提案は致しません。結果満足度の高いお家づくりが叶うのです。

 

依頼する会社や土地の選定(2〜6ヶ月ほど)

次に、建設会社や土地決めをしましょう。建設会社は、モデルハウスに実際に行くことが雰囲気をつかめるのでおすすめです。サイトに施工例として実際に建設した家をギャラリー形式で掲載している会社もあるので、チェックしてみましょう。

また、家を建設する会社には、工務店とハウスメーカーがあります。それぞれのメリットとデメリットを考えてみます。

工務店		ハウスメーカー
メリット	自由に決めやすい コストを削減しやすい 柔軟な対応が可能 地域特有の知識がある	メリット	大企業であることが多い 対応エリアが広い 保証がしっかりしている 工期の短縮が望める 最新の技術が体感できる場合もある 規格なので実際の家がイメージしやすい
デメリット	技術の見極めが難しい 完成イメージが難しい	デメリット	既存のプランがある場合が多く自由度が低い オプションでコストが上がりやすい 担当者が異動などで変わることがある メンテナンスにかかる費用が大きい

また、ハウスメーカーで建てた人が誰でも口にする「保障がある分メンテナンスが高額」は、単純に下請けの通常の料金にハウスメーカーが上乗せするからです。建築費用も同じ事が言えます。工事をするのは下請け業者です。

地域性を重視したいなら工務店、保証を重視したいならハウスメーカーといったように、自分に合った会社を見極めましょう。気になる会社が3社ほどに絞れたらそれぞれから見積もりをとって比較をすると、さらに現実味をもって検討できます。ただし、同じ家（図面）を見積るわけではないので見積もりを取ることで価格の判断材料にはなりません。ご自身がどのような家づくりがしたいか？を判断する材料にはなると思います。

早い段階で依頼する会社が決まったら、土地探しを会社と一緒に行うのもいいでしょう。土地探しは施工の観点から施工会社と一緒にすることが大切です。購入後に思いのほか費用がかかってしまうことがあるからです。

ローンの申請・メーカーとの打ち合わせ(3〜6ヶ月ほど)

依頼する会社や土地が決まったら、プランを練っていきます。どのような家にするかが決まると、土地売買契約や建築工事請負契約などの契約を結びましょう。これで、正式に依頼したことになります。

また、プランの段階で決めた間取りは、建築確認申請を提出することで確定事項になるため、提出後の間取り変更ができなくなります。あとから「こうすればよかった」と思わないように、プランの打ち合わせは念入りに行いましょう。

ローンを申請する場合は、ここで本申請の手続きを進めます。仮審査が通っても本審査が通るかはわかりません。すべての審査が通ったところで、金銭消費貸借契約をして着工します。

工事開始(6〜9ヶ月ほど)

工事前に必要なあらゆる契約を結んだら、工事を開始します。住むときのことを考えて、着工前に近所へのあいさつを済ませておくことも大切です。あいさつは、建設する会社がする場合もあるので、事前に確認しましょう。

また、着工前には地鎮祭を執り行います。契約者も立ち会うことが一般的な行事なので、スケジュールを合わせましょう。そして施工中は、定期的に現場ミーティングを設定しますので、そのタイミングでの現場見学に伺いましょう。

引き渡し・手続き・引っ越し(1〜2ヶ月ほど)

家が完成したら、担当者や工事の責任者と一緒に仕上がりの確認をします。説明を受けながら回っていくので、クロスなどの細かい始末もしっかりと確認しましょう。問題がない場合は、建物引渡書にサインをして登記の手続きをします。すべてが完了したら引き渡しをします。引き渡し後はいつでも転居可能です（ただし天候に左右される外構工事が残る可能性があります）

注文住宅を建てるときに時間をかけたい工程は？

計画から完成までの工程で、じっくりと時間をかけたい部分を紹介します。どこに時間がかかりやすいかを知っておくことで、スムーズにスケジュールを立てられます。また、大切な工程を適当にやってしまって後悔することも防げるでしょう。

土地探し

注文住宅を建てるときに、意外と時間がかかるのが土地探しです。希望のエリアが決まっている人は、「土地探しはすぐ終わりそう」と考えるかもしれません。しかし、好条件の土地は競争率が高い傾向にあり、迷っているうちに他の人に契約されてしまうことも多々あります。

また、何度かタイミングを逃してしまったり、いろいろな土地を見すぎて迷いが生じた場合などでは、なかなか決断できなくなることも考えられます。思いの外、疲れを感じることもある工程なので、最初から土地決めは時間がかかるものと念頭に入れておくといいかもしれません。

デザインや設備の検討

注文住宅で一番時間をかけたいのがデザインや設備のプラン決めです。こだわりの詰まった我が家をデザインするのですから、時間がかかって当然といえます。プラン決めは、自分だけでなくデザイナーや担当者に要望をしっかりと伝える必要があるので、打ち合わせ前の準備も大切です。

打ち合わせを進めるにつれて、その場で決められないことがでてくる場合もあります。そのときは、無理して早く決断するのではなく、一度持ち帰って寝かせてみるのもひとつの方法です。理想の家になにが必要かを冷静に判断するために、時間をたっぷりとかけることをおすすめします。

まとめ

注文住宅の計画から完成までの期間や、時間をかけたい工程について解説しました。注文住宅は、プランがあらかじめ決まっているものよりも、多くの時間がかかります。焦らずにゆっくりと考えることが、いい家をつくるポイントともいえます。

私たちアオイノハコでは、フルオーダーメイドの注文住宅を承っています。理想の詰まったマイホームを建てるお手伝いをしますので、ぜひ一度ご連絡ください。

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