NEWS
2020.2.21
カテゴリ: アオイマガジン
杉板本実枠コンクリート工法

こんにちは!現在、進行中に中村区のプロジェクトですが、隣地との境界の塀の施工に入りました!今回の塀は、杉板を型枠として使用し木目模様がモルタルに転写するような仕様となっております。コンクリートの表面に木目をつける工法を一般的には「杉板本実枠コンクリート工法」と言います!
現在、型枠として使用されているのはコンパネ(コンクリートパネル)という合板を使用していますが、無かった時代は実板を継ぎ合わせて、コンクリートを固めていたそうです。杉の板を流用できなかったり、手間と技術が多くかかってしまったり、コストは通常のコンクリートより上がりますが、味気ないコンクリートが風情ある味わい深いコンクリートと変わります。
中村区のプロジェクトでは、塀とガレージをこの仕様にしております。今は、塀の型枠にコンクリートを流し込んでいる状態ですが、型枠を外して仕上がりを見るのが今から楽しみです!